OLの赤坂ひとり暮らし日記

30才独身女性(普通の勤め人)の赤坂ひとり暮らし体験記です。

赤坂に4年暮らした結果、わかったこと

前回の記事で、赤坂に住むメリットは「何でもあること」と言いました…自分で書いてて思う。

え?それだけ?

赤坂でしょ?六本木でしょ?港区でしょ?

しかも「若いうちに飛び込むと、楽しい街だと思う!」とか言ってなかったっけ、私?

もっと、「ステキなお店がある」「ハイステータスな出会いがある」「何なら港区男子と結婚できる」とかないの?

 

結論から言うと、私にはありませんでした。

これは「赤坂に住んでも、こんないいことない」のではなく、当然ですが私の問題です。赤坂や六本木で遊んでいないというか、その街を隅々まで堪能しきれませんでした。

手堅く、遊びやお付き合いを断っていたのではありません。

どうやって遊んだらいいのか分からなかった…というのが本音です。

私の出身は町田市です。町田ってとてもいいところで、駅の周辺に何でもあるんです。加えて小田急線や横浜線は基本的に満員電車。

町田に住んでいると、都心に出て遊ぶことがあんまりないのです。満員電車しんどいし、地元で地元の友だちと遊んでる方が、ラクで楽しいのです。

結果、大きい街の歩き方、遊び方が分からないまま社会人になってしまった…赤坂界隈を歩くのは自分一人なので、高級そうなバーやオシャレなお店に入る勇気がありませんでした。

そしてもう一つの欠点は、私お一人さまはいけるのですが、一人で食事やお酒をいただくときは、いつも読書してるんです。わりとすぐに集中してしまうのですが、そうなると「読書中に話しかけるんじゃねぇ」オーラが出ているんだそうです。そして誰からも声がかからない…。

なので出会いがありそうな場所へ出かけることもなく、人脈が広がりそうな場所でも人と交遊せず…その意味ではとてももったいないことをしてしまいました。

そして気づきました。私の性格や生活スタイルは、赤坂暮らしを活かしきれないのだと。

ですがステキなお店やバーが多いのは事実。お酒や出会いを求めている方は、積極的になればなるほど楽しい街だと思います。

ただし、私のような育ち方をした方や、お一人さまが苦手な方は、いきなりそれらを求めるのは少しハードかもしれません。赤坂を自分の拠点にする前に、若者の叫び声を華麗にかわし、高級バーに馴染める自分になる練習をすることをオススメします。