赤坂暮らしは私の意志ではなかった?
大阪で1年目を過ごした私ですが、2年目を迎えた2014年、東京へ転勤になりました。
今回も、内示から転勤発令日まで1ヶ月。家探しにあまり時間はありません。内見から部屋決めまで、1日の帰省で進めなければいけませんでした。
通勤を考えて、最初は両国周辺で探していました。
ですが転勤の内示が出てすぐ、上司が開いてくれた送別会で、両国暮らしが断念されます。
上司:「東京行ったら、どの辺住むの?」
私 :「両国の辺りで探しています」
上司:「何だお前、せっかく東京済むならもっと『東京!』って感じのとこ住めよ」
私 :「そういうとこ、どうやって探せばいいんですか」
上司:「何だお前、どこの仲介業者なんだ」
私 :「総務部が勧めてくれたところで…」
上司:「何だお前、じゃあ俺が業者紹介するよ」
そんな感じで、偉い人が紹介してくれた仲介業者さんに部屋探しをお願いすることに。
そこまで世話を焼いていただいたので、もはやその業者さんの紹介を断れる状況ではなくなっていました。
家探しで帰省したとき、内見させていただいた物件は3つ。
白金、西麻布、赤坂。
白金、西麻布、赤坂。
どこも24、5歳の小娘が一人暮らしするところではありません。
ですが、さすが偉い人の紹介。家賃は、家賃補助5割の優遇措置があれば住める物件に抑えてくれました。しかも、どの部屋も新しくてキレイ。
断れない状況もあって、ご紹介いただいた部屋の中から赤坂の賃貸マンションに住むことに決まりました。
これが、赤坂でひとり暮らしするに至った経緯です。