OLの赤坂ひとり暮らし日記

30才独身女性(普通の勤め人)の赤坂ひとり暮らし体験記です。

赤坂暮らしにもメリット・デメリットがある

実際に暮らしはじめてみると、当然ですがメリット・デメリットが出てきます。

赤坂で暮らすメリットはやっぱり便利さ、デメリットは環境と対人関係です。

先にメリットで言うと「基本的に何でもあること」です。赤坂というと、あまり暮らしのイメージがないようで、よく「人が住むところじゃないでしょ~」と言われます。

でも、意外とスーパーもドラッグストアもあります。六本木にも歩いていけるので、ヘアサロン、スポーツジム、TSUTAYA、どこでも徒歩圏内です。特に良かったのは、映画館まで歩いていけること。休日、思い立ったらすぐに映画を観に行ったり髪切りに行ったり岩盤浴行ったりできます。交通の便もいいので、時間をあまり気にせず予定を立てられます。

逆にデメリットで言うと、ひとつは「環境」です。場所柄、いつも夜中まで騒がしいです。金曜日などは、夜中に若者の叫び声が聞こえてきたりします。他にも、高級料亭が多くあるからかタクシーが死ぬほどたくさん行きかっています。狭い道路に黒塗りのハイヤーが5台並んでいる、なんてこともザラにあります。騒音が気になる人にはあまりオススメできない環境ではあると思います。

もうひとつのデメリットにあげた「対人関係」は、ふだん自分が関わる周囲の人たちです。ご近所ではありません。

どういうことかと言うと、同じ会社の人などに「どこに住んでいるの?」と聞かれて「赤坂です」と答えにくいのです。赤坂というと「そんなところに住んでいるの!?」と言われた後に「よく住めるね!金持ちなんだなぁ~」「やっぱ独身はちがうねぇ~」と言われます。要するに、普通の勤め人が住んでいると言うとちょっと引かれます。自分の身の丈をわきまえていないと、港区赤坂はときに優越感よりも引け目を感じることの方が多かったりします。

とはいえ「何かしたいなぁ〜」と思ったとき、たいてい何でもできます。やっぱり人の集まる都会は便利です。六本木はイベントも多いので、けっこう季節感を感じることもできます。私も、若いうちに住んだからこそ、そういう賑やかさについていけるエネルギーがありました。若い人の方が収入の面では不安もあるかもしれませんが、住む場所や遊び方を冒険できるのも若いうち。特に20代の方々にとって赤坂は、思い切って飛び込んでみると楽しい街だと思います。